こんばんは。
代表の的場です。
昨日一昨日と、ついに浅井隆彦先生の講座開催致しました。
今回は、遠くは京都府南丹市、大阪府和泉市といった、かなり遠方からの方々を含め、アシスタントのレイズ講師陣を含め、全員で22名での講座開催となりました。
集まって頂いた受講生の皆さま方は、アロマセラピスト、ヨガ講師、介護福祉士、看護師、ケアマネジャーの方等々、ほんとに多彩な方々でいらっしゃいました。

浅井先生の講座の対象者は、本来は、極論、こういったアロマ、介護の専門職の方々のみならず、ご家庭で介護をされておられる一般の方々も対象に含んでおられます。
「介護」の冠が付いていても、アロマセラピーの講座なので、アロマに関する専門知識がないと、講座についていけないのではないのかなって、特に介護業界系の方、ご家族様方、懸念を抱かれる方もおられるかもしれません。
でも、浅井先生の講座では、そのご心配は無用です。
先生の講座では、アロマの精油の知識、特性等の教授に時間が割かれることは、ほとんどありません。
浅井先生の受講の特徴
では、何を講座の時間中に学ぶのかというと、ハンドケアの仕方、先生独特の手技、「バタフライタッチ」の実技、そして、アロマセラピスト、鍼灸、あんまマッサージ師、ケアマネジャー、フィットネスクラブチーフ、エステサロンコンサル等、多岐に渡る先生のご経験から語られる、高齢者の身体の特徴解説に、ほとんどの時間を取ります。精油の知識等については、テキストでご自身で学んで下さいというスタイルです。
ですので、逆に言うと、セラピストさん方にとっても、既に専門とされている分野をもう一度習うのかなっていう危惧は必要ございません。
浅井先生講座内容で、特に印象的なのは、やはり「バタフライタッチ」
ちょっと文章、口頭で説明差し上げるのが難しいのですが、浅井先生の講座で教わる内容で、一番の収穫は、「バタフライタッチ」です。
ふつう、アロマトリートメントの手技を語る場合、多くの場合は、人の皮膚に直接手を触れての施術をイメージされることが多いかと思います。
でも浅井先生のバタフライタッチは、あまり皮膚に触れません。
これまでの流れを汲んだであろう皮膚への施術もありますが、バタフライタッチの触れ方の特徴は、まさに触れ始めるその瞬間に、その名の通り、蝶が舞い降りてくるように、皮膚に触れ始めることです。


例えて言うと、手を、幽霊の小岩さんのように構え(うまく表現できません。)、フワリと、蝶が羽をゆっくり広げ、その手をスーッと施術の部位に下ろし、スーッと、ソーッと、皮膚を撫でるような感じです。ですので施術の手を、ピタッとクライアント様の皮膚に付けるって感じではないです。私の文章力ではこれが限界です。笑
で、このバタフライタッチで施術を受けますと、なんだかこれが、皮膚が独特のゾクゾク感なのです。もちろん気持ちが良いのです。
この施術について、2日間に渡り、脚部、頭部、デコルテとご指導頂きました。
受講頂いた皆さまのご様子
今回の2日間集中講座は、浅井先生からの介護の現場を、そして受講生様方を思いやるお気持ちが基調となり、講座は進んで参りました。
でも、想いを持って集まって頂いたのは、浅井先生だけではございません。
もちろんですが、受講生さん方です。
講座の中で、皆さん自己紹介をする場面がございました。
また、懇親会、講座の合間等で、お話する機会がございました。
お話お伺いさせて頂きますと、受講頂いた皆さん、相当な想いを持ってご参加頂いておりました。
浅井先生の経験豊かな講座内容、お話によるリードもあったかも知れませんが、受講生の皆さま方も、アロマセラピーを通じて、介護・医療の現場を良くしていきたい、あるいはご自身の介護経験から、介護に現場に癒やしが必要であると切実に感じてご参加頂いた方々ばかりでした。浅井先生のお話に、皆さん食い入っておられました。


でも大切なのは、これからです。
せっかく習得した介護アロマセラピーの技術知識を、実際の介護の場面で、どのように活かしていくのか、だと思います。
レイズでは、今回せっかく浅井先生から教授頂いた介護アロマの知識技術が、宝の持ち腐れにならないように維持していく仕組み作りと、習ったことを実際の介護の場面で活かしていけるよう、今まで以上に様々な形での介護現場での実践の機会を設定させて頂こうと思っております。
今回の2日間集中講座は、浅井先生の中身の濃い内容と共に、受講生の皆さま方の熱い想いを感じさせて頂く講座でございました。
浅井先生の講座については、まだまだお伝えしたいことがあるのですが、文章が非常に長くなりますので、笑 ここまでとさせて頂きます。 笑
最後になりましたが、神奈川川崎から、お忙しいのに時間を割いて講座を開催して頂いた浅井先生、また、今回の浅井先生の講座開催に至るまでのこの3年間、懲りずにレイズ活動にお付き合い頂いたレイズメンバーの皆さま方、そして浅井先生講座準備のために尽力してくれたレイズ講師の、中谷、酒居の二人に、改めて深謝申し上げます。
m(_ _)m