デイサービスセンター あおぞら苑様 訪問してきました。

 おはようございます。本日訪問させて頂いた、大阪市西淀川区にある、デイサービスセンターあおぞら苑様へのハンドケア訪問のレポート、お伝えさせて頂きます。

      あおぞら苑 全景
      あおぞら苑 全景

 あおぞら苑様は、旅行業業界出身の理事長の辰巳致( たつみ いたる )さんが、自分が通いたいデイサービスを、自分の経験に基づいて立ち上げられたデイサービス事業所さんです。旅行業界ご出身の方が立ち上げられたデイサービスだけあって、ほんとに旅館風。おそらく、介護業界ドップリの人間ではおよそ思いつかない発想で、事業所造りがされています。

 
     あおぞら苑の岩風呂
     あおぞら苑の岩風呂

 例えば岩風呂。介護業界出身の方が立ち上げたデイサービスでは、岩風呂を入浴施設として造られることは、まずあり得ません。「そんなん、岩風呂なんて、岩で利用者がケガしたらどうすんのん」ていう判断で、おそらく即却下になると思います。

  しかし、旅行業界出身の辰巳さんの発想は、「せっかく来てもらうなら、ゆっくり楽しんでいってほしい。」。その発想で造られたのが、デイサービスでの岩風呂。実は、ケアマネジャーをやっている私のクライアントさんのお一人が、あおぞら苑さんのお風呂を目当てに通っておられる方がおられます。そのクライアントさん曰く、「ええお風呂で、行くたび楽しませてもろてますわ~」と、私にお聞かせ頂いています。繰り返しますが、介護業界ドップリの人間は、こんなお風呂は造りません。岩風呂で利用者様がお怪我されてしまったことはないですかとお尋ねしたところ、職員さんが岩風呂を意識されていることもあってか、お怪我されたことは一度もないそうです。

 
      あおぞら苑の館内
      あおぞら苑の館内

 あおぞら苑設立当初は、辰巳理事長さんもご苦労が多かったそうです。介護の現場を知らない人がデイサービス立ち上げて、ほんとにやっていけんの? みたいな見方をされることが多く、特に立ち上げ直後は、なかなか理解を得るのに苦労されたとのことです。

 

 

 それから9年の年月が流れました。

 

 現在は、あおぞら苑さんは、ケアマネジャーにとって、自分のクライアントさんに利用お勧めしたいデイサービスですが、なかなか利用枠を確保できないほどの事業所さんになってられています。

 

 ここまでの記述内容を見ると、えらく、あおぞら苑さんを立てた内容が多くて、私が辰巳理事長さんと何か特別な関係があるのかなって思われる方もおられるかもしれませんが、普段、私、辰巳さんとはほとんどと言っていいほど繋がりありません。クライアントさんお一人お願いしているだけです。それでもここまで、あおぞら苑さんのことを書く理由は、介護業界の常識、慣例の打破という意味では、あおぞら苑さんが発するメッセージは大きいのかなって思ったからです。

 

 今の多くの介護施設は、もちろん利用者さんのことを大切に思っていることが第一であることは、私も否定はしませんが、多くの事業所さんは、良く言えばリスクマネジメント、悪く言えば安全運転、事故回避や万人受けにこだわり過ぎる余り、結果的に無難な事業所になってしまっているところが多いのかなって感じます。その結果は、「つまらない施設」です。そこで利用者さんは、一応楽しそうなフリをしている事業所さんが多いのではないかなってことです。

 

 いわゆる「団塊の世代」と言われる方々が、あと10年したら、75才、後期高齢者になられます。この方々は、日本の高度成長期、バブル景気の恩恵を最も受けられた方々であり、今の介護事業所のユーザーと違い、生活を楽しむとか、豊かさを享受するといったことをご存じの世代です。この団塊の世代の方達が介護事業所を本格的に活用する時になった時、この方達の介護事業所に対する期待に応えられる事業所がどれくらいあるのかなって思ってしまいます。

 

 その意味では、あおぞら苑さんは、現時点で「旅館のように利用者さんを迎えたい」という辰巳理事長さんのコンセプトは、10年先の介護業界のことを思うと、先駆的なお仕事をなさってるのかなって思います。

 

 長くなってしまいましたが、レイズのアロマハンドケアの訪問では、介護業界が良くなってほしいという思いも込めて、参加されるメンバーに、介護事業所のいろんなところを見て、感じてほしい、そんな思いも持って、いろんな介護事業所巡りをしてみようと思ってます。と、書きながら、ハンドケアで、素朴に利用者さんとの交流を楽しんでもらったらいいのかなって思ったりもしますが。(笑

 最後に、あおぞら苑さん訪問時の写真が良いのが撮れてなかった ~ ~ ~ (汗 今度からたくさん撮ります! ちょっと寂しいですが今回はメンバーのOさんが頑張っているところの1枚だけの掲載でご勘弁!